今日は戸塚方面へ10キロのウォーキング。
大陸から張り出した寒気団からの涼しい風が心地よかった。
歩きながら写真のことについて考えていた。
主役が先か?バックが先か?
写真の先生に尋ねると決まってこう言う。
「バックを決めてから撮る」
それをこういう意味だと思っていた。
「撮りたい主役があっても、それをいきなり撮るのではなく、
バックを決めてから撮る」
しかし、それでは主役ありきになってしまう。
きれいな花があったら、なんでも撮るのか?
自分が撮りたいと思っている方向と違うのではないか?
心の中で迷いが出てきていた。
そのとき、ふっと、「背景ありき」と思った。
「撮りたい背景を決めて、そこに主役を入れる」
よしっ!しばらくはこれでいってみよう。
海蔵院の鐘撞堂。
逆光でシルエットになっている。
これをバックに紫陽花を入れてみようと思った。
数枚撮ったが、どれも空が白飛びしていた。
そのなかでこれが一番マシか。