つれづれ日記

実家じまいを終え、ウォーキング、写真とテニスに励むシニアの日記

120階段のハルジョオン

今日は上大岡方面へウォーキング。

 

上大岡から久良岐公園へ向かうその手前に120階段という恐ろしく急な階段がある。この急こう配ぶりを何とかカメラに収めたいと、ここを通るたびにトライしていて、今日も階段の上り口でカメラを構えていた。

すると後ろから犬を連れた中年の女性が近付いてきて立ち止まったので、てっきり階段を上るものと思って道を譲った。

「どうぞ。通ってください」

「いいえ、そっちには行きませんから」

「ああ、そうですか」

「何を撮ってらっしゃるの?」

「階段です。この急こう配ぶりをカメラで表現できないかと」

「ちょっと見せてくださる?」

「あーいいですよ」

「あらっ!きれいね」

「いいえ。なかなか思ったように撮れなくて」

「少し前にはそこにピンクの花が咲いていてとってもきれいだったのよ」

「ピンクの花ですか?」

「ええ」

「なんていう花ですか?」

「何といったかしら?」

「ひょっとしてモモですか?」

「そうそう。モモです」

「そうですか。ちょっと遅かったですね」

「ええ。とてもきれいでした。じゃあ私こちらに行きますから」

「はい。どうも」

 

女性が去った後数枚撮ってみたが、思ったようには撮れなかった。誰かが階段を上ってくれるとスケール感が出るのだが、上ってくれそうな人はいなかった。

階段の撮影をあきらめ上ることにした。初夏のような陽気で暑い。3分の2くらい上ったところで息が切れそうになる。ふと見るとコンクリートのすき間から1株のハルジョオンが丈を伸ばしていた。