午後2時半少し前
手術室の中から名前が呼ばれる
中に入るとリクライニングのイスがあり、そこに座るよう指示される
座ると名前と手術する方の目の確認
確認が終わるとイスが倒され、あおむけの状態になる
始めに消毒のための洗眼
終わると顔面全体に半透明のマスクが被せられ、さらに目の周りには別の半透明のマスクが被せられる
半透明なので周りの様子がぼんやりとわかる
顔の真上に照明用のライトがセットされ、「光源を見てください」と指示されるが、まぶしくてとても目を開けていられない
必死の思いで瞼を開けると、光源は写真の「白飛び」状態
そこに右の方から黒いピン状のものが近づいてくるのがわかった
眼を突き刺されたように思ったが、麻酔がかかっているので痛みはない
眼の中をグリグリされ始めた
よくはわからないが、黒眼の部分を砕いて吸引しているのかもしれない
何回かグリグリされて、黒目の部分がなくなると全く見えなくなるのかなと思ったが、そんなことはない
すると今後はなにやら眼の中に入ってきた感じ
新しいレンズかな?
先ほどより少し見え方がよくなった感じ
再びグリグリが始まった
レンズの位置を調整しているのかな
しばらくして「はい、終わりました。いいですよ」の声
顔を覆っていた半透明のマスクが取り外される
なんとなくぼんやりと周囲が見える
前より少し視力が回復したような感じ
それに聞いていたほどまぶしくはない
「歩けますか?」と看護師さん
「はい」
ぼんやりとした視界の中で出口に向かって歩いていった
待合室の時計は午後2時40分近くを指していた