イチョウの黄葉に差があるのはなぜ?
調べてみた。
イチョウの黄葉は葉緑素が分解して黄色いカロテノイドが残ったために起こるが、より老化が進んだ葉や強い光を受けた部分では、早く葉緑素が分解されて黄葉となり、老化が遅れたり、弱い光しか受けない葉では緑が残る。
1本の木にあるたくさんの葉には、若い葉、年取った葉が混在しており、各葉が受ける環境刺激も少しずつ違う。
そのため、個体ごとにも、個体内でも黄葉が同時一斉に起こることはなく、不ぞろいになるのが普通。(日本植物生理学会 みんなのひろば 植物Q&Aより抜粋)
正覚寺の参道の横にあるイチョウの葉っぱは若い葉なんだな、きっと。