その本を知ったのは確か新聞の読書欄だったように思う。
ウォーキングの目的の一つとして暗渠を訪ねて歩く
みたいな内容だった。
さっそく取り寄せて読んでみた。
といっても市立図書館から借りてだが。
読んでびっくりした。
いきなり五街道「推しミチ」決定戦である。
160キロの剛速球を投げ込まれたみたいだった。
定量的な集計結果も載っている。
なるほど。
そういう楽しみ方もあるんだ。
歩いた距離や時間を楽しむ人。
坂や階段が楽しみの人。
かっての自分もそれだった。
暗渠だったところに生える草花というのもあるらしい。
歩くときの楽しみ方が少し広がった。