玉ボケの出来というかブレ具合を調べてみた。
手ブレが玉ボケのブレにどれくらい影響するかがテーマ。
結論から言うと
①樹々のすき間が多すぎると玉ボケが重なってブレたように見える。
②手ブレより樹々の揺れ(風)による影響の方が大。
③手持ちの場合、セルフタイマーにすると、手ブレは軽減できる。
そして、もっと根本的なこととして
④玉ボケのシャープさは、手ブレよりレンズ性能によるところが大。
ということがわかった。
今回の撮影場所は、竹と雑木が植わっているところで、樹々のすき間が多く、玉ボケが多くできる。比較のため、絞りを変えて撮ってみた。左はF18(70mm)、右はF8(110mm)。いずれも手持ちでの撮影。
左側に写っている竹はさほどブレていない。このことから、玉ボケのブレは、手ブレが原因というより、樹々のすき間が多すぎて玉ボケが重なって見えてしまうことが原因と考えられる。
そしてもう一つは風の影響。撮影した日は絶えず風が吹いていて樹々が揺れていた。こればかりは自然現象なので避けがたい。
そこで風の影響を排除するために、室内でペンライトが玉ボケになるように撮ってみた。絞りはF8(165mm)。
手持ちで撮影したが、ブレてはいない。それよりも形が八角形になっていることの方が気になる。ペンライトは円形だから、光源のせいではない。玉ボケの形の異常はズームレンズで生じやすいとどこかのネット記事に書いてあった。その可能性が考えられる。
以上が今回調べてわかったことである。
今持っているレンズはズームレンズが2本。キットでついていたレンズである。
きれいな玉ボケにこだわるなら明るい単焦点のレンズが必要ということになる。
どうするかはさておき、以上のことがわかっただけでも良しとしよう。