つれづれ日記

実家じまいを終え、ウォーキングと写真、ランチ料理ときどきテニスの日々をつづる。

大蓮寺の柘榴

今日は保土ヶ谷方面をウォーキングしたが、

なにかと声をかけられることが多かった。

 

遍照寺では境内の清掃をしていた方から

「お寺巡りですか?」

「ええ、まあ。お参りしながら写真を撮っているんです」

「いい趣味ですね」

「ありがとうございます」

 

大蓮寺では境内の庭木に水やりをしていた方から

「本堂はこっちですよ」

「はい。先ほどお参りさせてもらいました。写真を撮らせていただきたいと思いまして」

「じゃあ、こっちに徳川家康公の側室のおまんの方お手植えの柘榴があるよ」

「あっ、はい」

「どっから来たの?」

東戸塚です」

「あー近所だね。ここは昔は農家だったんだ。日蓮聖人がこの辺りを訪ねられたときにお泊りになって、、、」

「はぁーそうだったんですか」

「この前を通っている道は鎌倉時代東海道。そして一本向こう側を通っているのが江戸時代の東海道。この辺りは昔保土谷宿といって、本陣と旅籠が〇〇軒建っていて、大名家来がそこに泊ったんだ。。。。」

「昔が思い浮かぶようですね」

岩間町の交差点には警察署、消防署、区役所、、、、があって、町の中心だったんだ。その先に行くと杉田の梅林別れの道標がある」

「清風高校に行く道ですか?」

「そう」

「そうですか。後で行ってみます」

「うん」

「いろいろと教えてもらって頭がパニックです。どうもありがとうございました」

「はい」

だいたいそんな会話だったと思う。

 

樹源寺でも声をかけられた。

そして明治の頃のお寺の風景画が印刷された当山の縁起をいただいた。

 

写真を撮らせてもらってるだけなのに、感謝感謝の一日だった。

大蓮寺 おまんの方お手植えの柘榴